9月30日は「International Podcast Day(インターナショナル・ポッドキャスト・デー)」です。

いったい誰がどういう経緯でこの日に決めたのか、については詳しくありませんが、公式サイトによれば「ポッドキャストの日を作ろう!」という動きは2013年に始まり、2014年に「National Podcast Event」という6時間以上に及ぶライヴ・ストリーミング・イヴェントを開催。2015年になって「International Podcast Day」に再ブランド化された‥‥とあります。

日本から見る限り、始まった当初はかなり地味な存在で、どこか牧歌的な雰囲気の漂うロゴマークとも相まって「草の根的な」と言うか「一部の愛好家が手弁当で集まって開催されるお祭り」的な印象がありましたが、筆者は昨年のライヴ・ストリーミングを観て少しイメージが変わりました。世界各地のポッドキャスターを繋いで、1時間毎にホストを切り替えながら、生配信される世界規模のポッドキャスト・イヴェントなんて、他には見当たりません。


そして、4回目となる今年も、9月29日(土)午後4時から30日(日)午後10時半まで開催されるようです。まさに30時間以上にわたって、世界各地のポッドキャスターたちがタスキを繋いでいく「駅伝」みたいなイヴェントです。残念ながら今年も日本からの参加者はいないようですが、なにしろこのイヴェントは動画配信なので、ふだんポッドキャスト配信された番組を聴いてるだけではわからない彼らの姿、使っている機材、収録環境などを垣間見ることもできると思います。たとえ言葉がわからなくても結構楽しめるんじゃないでしょうか。

※ 上記の開催日時は「PDT(アメリカ太平洋 夏時間)」での表記です。日本とは16時間の時差があるため、日本時間に直すと「9月30日(日)午前8時 〜 10月1日(月)午後2時半」となります。