ポッドキャストのマネタイズ、もしかして日本は蚊帳の中に入れてもらえるのかしら?


今まで何度か紹介しているポッドキャストのホスティング・サーヴィス「Anchor」から、「Get paid to podcast with Anchor’s new Listener Support」というタイトルのメールが届きました。「Anchor の新しいリスナー・サポートでポッドキャストを収益化」というような意味でしょうか。そしてそのメールにはこう書かれていました。


例によって大雑把に翻訳すると‥‥「ポッドキャスト配信者はリスナー・サポートによって毎月お金をゲットできるよ」という内容。はいはい、これに似たサーヴィスは既に幾つかのホスティング・サーヴィスがやっているので「あー、Anchor さんも始めたのね」ぐらいのインパクトしかありません。

最近では「ポッドキャストを収益化!」という謳い文句自体それほど珍しくありませんが、アメリカなど海外のホスティング・サーヴィスが提供するそれらのシステムには必ず「ただし○○在住の配信者に限る」という一文が添えられており、その時点で「あー、やっぱり日本は蚊帳の外なのね?」となってしまいます。筆者もこのメールを読んだ時「あ、例のヤツね」と、即座にゴミ箱にポイしようとしたんですが、なんと「Note」にこう書かれていました。

現在このサーヴィスはアメリカのクリエイターだけに有効だけど、もしアナタがアメリカ以外のポッドキャスターで、このサーヴィスの提供を望んでいるんなら、あなたの国をココでリクエストしてね。

「なぬっ! 国をリクエスト?」ちょっとニンマリしながら、さっそく「here」をクリックしてみましたら、こんなページに飛びました。


メールアドレス、番組名、そして住んでいる国を記入する欄があります。もしかしてココからリクエストを送信すれば、日本から配信中の番組にも小銭ゲットのチャンスが到来するんでしょうか? 今ひとつハッキリしませんが、とりあえずダメモトで送信してみました。

もちろんこれは、現在 Anchor から番組を配信しているポッドキャスターのみが対象ですが、もし日本から配信中の番組が、蚊帳に入れる日が来たとしたら‥‥それは結構大きな事件‥‥となり得るかも知れません。今後の動きに注目です。