ついに誕生した「存在しないポッドキャスター」に感じる得体の知れない美しさと怖ろしさ。



テキストの音声化技術によって「喋らないポッドキャスター」が誕生するかも‥‥という記事を先月書いたばかりですが、なんとそれより先に AI(人工知能)が「存在しないポッドキャスター」を誕生させてしまったようです。



少女の声を持つこの「存在しないポッドキャスター」は、カリフォルニア大学の学生 James Ryan 氏の作り出した「SHELDON」というプログラムの中に住み、架空の人物の架空の物語を静かに語ります。SoundCloud に公開されている音声には BGM もつけられ、何も知らずに聴けば、美しく心地良い朗読番組のような印象を受けるかも知れませんが、それがすべて人工知能の産物であるという事実を知った瞬間、どこか得体の知れない怖ろしさのようなものを感じる人も多いんじゃないでしょうか。